KEYWORD
業界・職種
どんなことを学ぶ?
生産と消費をつなぐ
流通の解明。
生産と消費をつなぐ流通メカニズムや企業のマーケティング戦略に関する理論を、さまざまな視点から解明していきます。
経済や流通の基本であるヒト、モノ、マネー、加えて近年特に重要視される情報が、どのように繋がり流れていくかに焦点をあて、社会・経済・経営の仕組みを明らかにします。
どんな力が身に付く?
-
複眼的思考力
「モノと情報の流れ」を全体と部分の両面から理解することで、ビジネスを多角的に分析・判断できる力が養われます。
-
ビジネス
マインドゼミや学外交流を通じて、創造性や競争力、社会的責任など、ビジネス現場で求められる価値観や姿勢が育まれます。
-
コミュニケーション
能力少人数制のゼミ活動や対外的な交流の中で、意見を伝え合い、協働する経験を通じて、対人スキルや説明力が高まります。
先輩に聞く!
専修での4年間
チームで課題解決に向けて
知恵を出し合う過程が何より楽しい。
ゼミ活動で、数々のビジネスアイデアコンテストに出場しました。なかでも印象に残っているのは、JR西日本主催の「北陸カレッジ2023」という地域活性化プロジェクトです。現地を訪ねてまわり、石川県加賀市の食、歴史、自然という3つの魅力に注目。若い世代に印象に残りやすく伝えることを意識した結果、最優秀賞をいただくことができました。「絶対に優勝しよう!」と同じ目標をもった仲間と力を出し切れたことがうれしかったです。
- 1年次
- さまざまな講義を受講するなかで、社会や経済において流通が大きな役割を果たしていて、日常生活にも密接に関係していることを知りました。また、企業活動だけでなく地域経済や個人の消費行動にも関わる点に興味をもちました。
- 2年次
- 秋学期から、課題解決に向けた提案を行うプレゼミに参加。ゴルフ場における新たなレジャー活用案を提案しました。現状や課題をふまえた提案を作り上げるプロセスにやりがいを感じました。
- 3・4年次
- 2年間のゼミ活動中、4つのプロジェクトに参加しました。発表を行う機会が増えていくことで、発信力や表現力、論理的に考える力が自然と鍛えられましたし、社会人の方々と接するなかで、ビジネスマナーも身に付きました。
学びを体験! Pick Up授業
-
流通論
日本の小売業は、百貨店やスーパーなどの伝統的な業態と、コンビニやネット通販などの現代的な業態から成り立っています。各業態は異なるビジネスモデルで消費者ニーズに応えています。この授業では、小売業態が売上や利益の面で「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」をたどる様子を説明する枠組み「小売業態ライフサイクル理論」を使って、日本の多様な小売ビジネスの歴史を学びます。特に、革新的なビジネスモデルを生み出した先駆的経営者の役割やそれに続く経営者の動き、さらに周辺産業が加わることでできあがる「バリューネットワーク」に注目します。
ここが
面白い この授業では、いつもお客さんで賑わっている小売業と客足が疎らな小売業の違いを、小売理論を用いて説明します。 -
マーケティング論
マーケティングとは、商品やサービスをよりスムーズに消費者に届けるための仕組みや戦略を意味します。具体的には、①どんな商品(Product)を、②どのような価格(Price)で、③どのような経路(Place)で、④どうやってアピール(Promotion)して販売するか、という4つの「P」を工夫することが大切です。この授業では、マーケティングを初めて学ぶ人に向けて、これら4つの要素ならびに関連するトピック(ブランドやサービスや小売業など)について基礎的な用語や概念を豊富な具体例を交えながら学んでいきます。
ここが
面白い マーケティングは我々の日々の生活に密接に関連しています。この授業を通じて、普段はなかなか気づかないマーケティングとの「接点」をいくつも見つけることができるでしょう。