コース制
近年、大学院をめぐる状況は著しく変化しており、高い資質を有する多様な人材育成への期待が、ますます高まっています。 このような大学院教育に対する社会のニーズにこたえて、博士課程前期課程商学専攻に「研究者養成・後期課程進学コース」と「高度専門職養成コース」を設けています。
研究者養成・後期課程進学コース
本コースでは、専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行うのに必要な高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を養います。このコースの特色は、専攻分野を担当する専任教員の演習ならびに隣接分野の演習を履修することを通して、研究者たるに必要な知識、方法論、分析力を身につけることが可能となるような個別研究指導を行うことにあります。前期課程の初年次には複数の演習を履修し、2年目には原則として修士論文の作成に専念します。本コースは前期課程修了後、引き続き後期課程への進学を希望する者を対象としています。
高度専門職養成コース
本コースは、経営・流通・国際ビジネス・ファイナンス・会計の諸分野で活躍し得る高度の専門的職業人を養成することを目的としています。博士課程前期課程の専門諸科目は戦略マネジメント、流通・国際ビジネス、そしてファイナンス・会計の3つの系に分類・体系化されており、系を中心とした体系的履修とともに、系を横断する総合的知識の獲得も可能なカリキュラムです。初年次には、希望する指導教員の専修科目を履修することにより、2年次には同じ指導教員の課題研究指導を通年で履修することで、各自の研究テーマに適合する個別研究指導を行います。また、広範な理論的知識の獲得は、専任教員の講義科目を履修することにより、さらに実践的な知識の修得と実践的なビジネス感覚の涵養は、実務家講師による講義科目を履修することで達成できるようにしています。
商学専攻博士課程前期課程
研究者養成・後期課程進学コース
2025年度入学生
| 授業科目 | 単位数 |
|---|---|
| 市場問題研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| ロジスティクス研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| マーケティング・コミュニケーション研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 流通企業経営論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| マーケティング論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 消費者行動論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 開発ビジネス論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 国際ビジネス・コミュニケーション論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 新興市場経済研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| ビジネス・コミュニケーション論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 応用寡占理論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 金融論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 国際通貨システム論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 租税法研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 租税論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 実証ファイナンス研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 金融政策論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 保険論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 原価計算論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 会計制度論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 財務戦略会計研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 実証会計学研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 経営分析論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 監査論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 公会計論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| コスト・マネジメント研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 財務報告研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 管理会計論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| イノベーション・マネジメント論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 経営情報論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| ベンチャー論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 事業創生論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 経営組織論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 経営戦略論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 技術経営研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| ファミリー・ビジネス研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| ミクロ・マーケティング研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 経営科学研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 人的資源管理研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 論文指導2 |
| 商学研究特論Ⅰ | 講義2 |
| 商学研究特論Ⅱ | 講義2 |
| 外国書研究(英語) | 講義2 |
商学専攻博士課程前期課程
高度専門職養成コース
2022年度入学生
| 授業科目 | 単位数 | |
|---|---|---|
| ベーシック | 経営学 | 講義2 |
| マーケティング | 講義2 | |
| 会計学 | 講義2 | |
| 経済学 | 講義2 | |
| 統計学 | 講義2 | |
| メソッド | 英語コミュニケーションⅠ | 講義2 |
| 英語コミュニケーションⅡ | 講義2 | |
| 日本語アカデミック・ライティングⅠ | 講義2 | |
| 日本語アカデミック・ライティングⅡ | 講義2 | |
| ロジカルシンキング | 講義2 | |
| プレゼンテーション技法 | 講義2 | |
| 研究方法論(定性) | 講義2 | |
| 研究方法論(定量) | 講義2 | |
| モデリングの基礎 | 講義2 | |
| 戦略マネジメント系 | イノベーション・マネジメント研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 |
| 経営情報論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| ベンチャー論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 事業創生論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 経営組織論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| マーケティング・サイエンス研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 経営戦略論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 技術経営研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| ファミリー・ビジネス研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| ミクロ・マーケティング研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 経営科学研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 人的資源管理研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| データハンドリングⅠ・Ⅱ | 講義2 | |
| 産学連携ワークショップⅠ・Ⅱ | 講義2 | |
| データマイニングの基礎と実践 | 講義2 | |
| ※現代戦略マネジメント研究(各テーマ) | 講義2 | |
| 流通・国際ビジネス系 | 市場問題研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 |
| ロジスティクス研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| マーケティング・コミュニケーション研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 流通企業経営論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| マーケティング論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 消費者行動論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 開発ビジネス論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 国際ビジネス・コミュニケーション論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 新興市場経済研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| ビジネス・コミュニケーション論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 応用寡占理論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| ※現代流通・国際ビジネス研究(各テーマ) | 講義2 | |
| ファイナンス・会計系 | 金融論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 |
| 国際通貨システム論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 租税法研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 | |
| 租税論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 演習2 | |
| 実証ファイナンス研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 金融政策論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 保険論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 原価計算論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 会計制度論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 財務戦略会計研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 実証会計学研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 経営分析論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 監査論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 公会計論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| コスト・マネジメント研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 財務報告研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| 管理会計論研究Ⅰ・Ⅱ | 講義2 | |
| ※現代ファイナンス・会計研究(各テーマ) | 講義2 | |
| 合同演習(各テーマ) | 2 | |
| 課題研究指導Ⅰ | 2 | |
| 課題研究指導Ⅱ | 2 | |
| ビジネス・インターンシップ | 2 | |
※は実務家講師が担当する科目
商学専攻博士課程前期課程
高度専門職養成コース
データサイエンティスト育成プログラム(DSプログラム)
高度な情報通信技術を用い、企業内外に蓄積されている膨大なデータを活用して新しい価値を創り出すことができる人材、データサイエンティストを育成することを目的として設置しています。データサイエンティストは、業務知識を含むデータに関する深い知見を持ち、データハンドリングやデータ分析に関する情報処理スキルを有し、仮説提示や企画立案を行うことができる人材のことです。本教育プログラムでは、こうしたビジネスに関連する様々なデータを科学的に解析することができる人材を育成するため、統計数理、計算機科学、意思決定科学といった領域の学際的かつ文理融合の教育を行っています。
履修に関する留意事項は次のとおりです。
- 当該プログラムの科目履修の際には事前に開催される説明会に参加し、詳細を把握してください。また希望人数に応じて、選考等を行う場合があります。
- 関連科目のなかの必修科目である「データハンドリング1・2」「産学連携ワークショップ1・2」はプログラムの性格上、密接に関連した内容となっており、一括して受講することが望ましいです。
- データサイエンティスト育成プログラムに関連する科目群のなかから、必修科目である「データハンドリング1・2」「産学連携ワークショップ1・2」4科目8単位を含み、計6科目12単位を修得した場合に、データサイエンティスト育成プログラムを修了したものと認定し、「データサイエンティスト育成プログラム修了証」を授与します。
| メソッド | モデリングの基礎 |
|---|---|
| 戦略マネジメント系 | 経営システム論研究Ⅰ・Ⅱ |
| 経営情報論研究Ⅰ・Ⅱ | |
| データハンドリングⅠ・Ⅱ | |
| 産学連携ワークショップⅠ・Ⅱ | |
| データマイニングの基礎と実践 | |
| ビジネス・インターンシップ* |
*ビジネス・インターンシップは修了所要単位には含まれません。
詳細はこちら
商学専攻博士課程前期課程
高度専門職養成コース
タックス&アカウンティング・ストラテジー・プログラム(TASプログラム)
本プログラムは、税務および会計に関する高度専門職業人の養成を目的とし、税理士や企業の税務・財務部門での活躍を目指す者などを対象としています。
1年次は、ベーシック科目やメソッド科目とともに、プログラム科目を中心に学修します。プログラム科目を網羅することによって、多角的視座を養い、税務および会計業務を適切に行い得る高度な専門知識と応用能力を習得します。税理士試験科目のうち、税法科目の免除を希望する場合は租税法研究または租税論研究の講義および演習を学修し、会計学科目の免除を希望する場合は会計制度論研究の講義を学修する必要があります。さらに実務家教員科目である現代ファイナンス・会計研究を学修することにより、実践的な知識とビジネス感覚を習得する。プログラムに関連する科目群の中から6科目12単位を修得した場合に、タックス&アカウンティング・ストラテジー・プログラムを修了したものと認定し、「タックス&アカウンティング・ストラテジー・プログラム修了証」を授与します。ただし、修了証は、国税審議会による税理士試験科目免除の認定を保証するものではありません。
2年次では、それぞれの指導教員の課題研究指導を受け、課題研究論文(字数40,000字以上)を提出します。ただし、税理士試験科目免除の認定は国税審議会の判断によるため、学位(修士)を取得しても科目免除が認定されるとは限りません。
なお、税理士試験の税法科目の免除を希望する場合は、入学試験において、専門科目に加えて「税制論」を受験する必要があります。詳細は学生募集要項を確認してください。
| ベーシック | 会計学 |
|---|---|
| メソッド | 研究方法論(定性) |
| ファイナンス・会計系 | 租税法研究Ⅰ・Ⅱ |
| 租税論研究Ⅰ・Ⅱ | |
| 会計制度論研究Ⅰ・Ⅱ | |
| 現代ファイナンス・会計研究(各テーマ) | |
| ビジネス・インターンシップ* |
*ビジネス・インターンシップは修了所要単位には含まれません。
詳細はこちら
商学専攻博士課程後期課程
2025年度入学生
| 授業科目 | 単位数 |
|---|---|
| 市場問題特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| ロジスティクス特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| マーケティング・コミュニケーション特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 流通企業経営論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 新興市場経済特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| ビジネス・コミュニケーション論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 応用寡占理論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 開発ビジネス論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 金融論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 国際通貨システム論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 租税法特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 実証ファイナンス特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 原価計算論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 会計制度論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 財務戦略会計特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 実証会計学特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 保証業務論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 経営分析論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 監査論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 公会計論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| コスト・マネジメント特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 財務報告特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| イノベーション・マネジメント特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 経営情報論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| ベンチャー論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 事業創生論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 経営組織論特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| ファミリー・ビジネス特殊研究 | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 実践データサイエンス特殊研究A | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |
| 実践データサイエンス特殊研究B | 講義4 演習(1)4 演習(2)4 演習(3)4 |