音色
音色の違いや類似性を可視化し、作曲を効率化するインターフェースを発明
コンピューティング系4年次生(山西ゼミ)
米田 美優さん

私は趣味としてDTM(Desk Top Music)で作曲に取り組んでいます。作曲者は専用のソフトウェアを使ってメロディーやリズムを曲に落とし込むのですが、このとき、メロディーや打楽器それぞれの音色を割り当てなければなりません。音色は通常「シンセリード1」「シンセリード2」といった文字表記によって区分けされますが、音楽は文字や絵とは異なり、2つ以上のものを同時に比べることが難しい「一過性の性質」をもっています。文字情報だけを頼りに、無数の選択肢の中から理想の音色を見つけることは簡単ではありません。そこで、私は人間が音を知覚する特性を再現した「MFCC」という音響特徴量を使って音色を数値化し、多くのデータを一度に比較する際に用いられる「ネットワーク」を使って、音色の違いや類似性を視覚的に認識できるインターフェースを発明※しました。プログラミングやデータ解析といった情報処理の専門知識を、大好きな音楽に活用できることが、研究のモチベーションにつながっています。
※特許出願中
■ 担当教員
山西 良典教授
「楽しい」「面白い」と感じる文化や芸術を研究対象とすることで、知性や感性の秘密に迫ります。実用化を念頭にした研究活動を通して、論理的な思考だけでなく、自らの直感を理論的に捉えて言語化する術も学びます。
(2025年度掲載)
■その他のインタビューコンテンツ
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