水落 正明 ゼミ
- 経済政策コース

ゼミの内容について
人口経済学は身近なテーマを扱っています。いくつかあげると、結婚や出産、女性の就業と家庭の両立、男性の家事・育児参加、仕事と健康の関係などがあります。近年、結婚する人が急激に減少していますが、何が原因なのでしょうか。日本では、依然として女性が仕事と家庭を両立するのが難しく、少子化を招いていると言われていますが何が原因でしょうか。保育施設が少ないから?男性が家事・育児をしないから?仕事によって体調を崩すという話もよく聞きますが、仕事のないことが健康に悪いとも言われています。どちらが本当なのでしょうか。
こうした人口関連事象のメカニズムを考え、その原因や、社会に与える影響についてデータを使って分析していきます。そして、データ分析の結果に基づいて、望ましい人口政策を提案します。データ分析には統計ソフトRを使用していますが、未経験でもゼミ活動を通して習得することができます。アンケートデータを使った分析手法が身につくので、将来、商品企画やマーケティング関連の仕事などに就きたい人にとっても有用です。
研究活動の進め方

3年次の春学期は、統計データ分析コンペティション(総務省統計局など共催)に研究論文を提出します。グループごとに、研究テーマの選定からデータ収集・分析、論文執筆まで行います。同コンペティションでは、2023年に総務大臣賞(第1位)を、2024年には優秀賞(第2位)を受賞しています。3年次の秋学期は、個票データを使った分析に取り組み、他大学との合同ゼミで報告を行います。4年次は、各自で研究テーマを決めて、卒業論文の執筆に取り組みます。
これまでの卒論のテーマ
ここ2、3年の卒論のテーマには以下のようなものがあります。
- 女性の雇用状況が企業の営業利益に与える影響
- 育児支援が女性の就業モチベーションに与える影響
- 都道府県別肥満率の決定要因
- 通勤時間が健康に与える影響について
- 転職が仕事満足度に与える影響
- 生活環境が認知機能の低下に与える要因分析
- 異性との出会いが多い人はどんな人か
(追記:上記掲載写真は、前任校のゼミナール活動時の写真)