理事長メッセージ
わたしたちの街、大阪とともに「マラソンを通じて大阪の街を元気に」という趣旨のもと、関西大学は、2026年2月22日(日)に開催される「大阪マラソン2026」(主催:大阪府、大阪市、公益財団法人大阪陸上競技協会)に協賛します。第1回大会から引き続き、今年で14回目となります。
前回大会では、世界各国から参加した3万2千人を超えるランナーに加え、1万人のボランティアと、110万人の観衆があり、名実ともに世界規模の大規模市民マラソンとなりました。本学からも、ランナーのみならず、さまざまなボランティアや沿道応援パフォーマー「ランナー盛上げ隊!」として、総勢約500人の学生・教職員が参加しました。
関西大学は、府民・市民から愛される公共性の高い大会となることを目指すこの大会に加わり、大会を盛り上げることで、大阪ひいては関西の活性化に貢献してまいります。また引き続き、ランナーのみならず、給水活動をはじめとする各種ボランティアや沿道応援パフォーマーなど、さまざまな形でより多くの学生・教職員が参画し、大会を支え盛り上げるべく取り組んでまいります。
関西大学は、「学理と実際との調和」「国際的精神の涵養」「外国語学習の必要」「体育の奨励」の4つの柱からなる「学の実化(じつげ)」を学是(教育理念)として掲げ、学生が実社会をさまざまに経験することによって、人として成長することを目指しています。この理念のもと、学園の構成員一人ひとりが自ら考え行動し、大阪の街の魅力を教育・研究の側面から発信することが、大会活性化の一助になればと考えます。
1886年に関西法律学校として誕生し、大阪とともに歩んできた関西大学は、6つのキャンパス(千里山・高槻・高槻ミューズ・堺・吹田みらい・北陽)に、幼稚園から大学院まで14学部、13研究科、2専門職大学院、1留学生別科、そして8つの併設校を擁する総合学園です。2025年4月に開設したビジネスデータサイエンス学部をはじめ、今後も社会の変化に柔軟に対応しながら、教育・研究活動の充実と一層の発展を目指していきます。
2025年には、本学も大阪・関西万博に積極的に参画し、万博を通じて大阪や関西の国際的な存在感の高まりを実感しました。今後も地域の活性化の担い手として、また大阪と世界を結ぶハブとして、大阪から世界を見つめて「考動」してまいります。
学校法人関西大学理事長


