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2026年度 会長あいさつ

関西大学教育後援会会長 小川晴好

教育後援会会長就任にあたって

伊勢の神宮では、1300年もの長きにわたり20年に一度、内宮・外宮の社殿や神宝を新調して神様に新しい宮へお遷りいただくという式年遷宮を行うことで、最も古く且つ最も新しい形でその伝統が引き継がれております。
その一方で大学という組織は、昨今の18歳人口の減少などにより、永続性が危ぶまれています。今後全国的に大学を取り巻く環境はますます厳しくなることが予想され、自身が卒業した大学が何十年後かには無くなっていることも珍しくなくなる状況と言えるかもしれません。
こうした状況に対応するため、関西大学では創立140周年を迎える節目として、学園の将来に向けた安定性と持続可能性を高めることを目的に、本年4月にエンダウメント型基金「関西大学みらい基金」を創設することが発表され、6月から寄付募集が開始されます。
大学のエンダウメント基金というと世界最大の大学基金を誇るハーバード大学や世界第2位の規模であるイェール大学が有名ですが、特に後者のイェール大学の基金の運用においては、投資の古典的名著『敗者のゲーム』を書いたチャールズ・エリス氏が大きな役割を果たしたことは有名な話であります。「関西大学みらい基金」も『敗者のゲーム』のように堅実な運用を心がけることにより、いずれ大学収入の重要な財源となって関西大学の永続に寄与し、ご子女が卒業した後も発展し続ける一助となることを期待してやみません。

さて、ご父母の皆様は、ご子女のご入学とともに関西大学教育後援会の会員になられたわけですが、本会は戦後間もない1947(昭和22)年に創設され、今年で創立79周年を迎える、日本の大学でもっとも歴史のある大学生のご父母による後援会組織です。創設以来、関西大学と家庭との架け橋となる組織として活発な活動を行ってきており、大学の教育・研究を支援する独創的な事業や行事を数多く積み重ねてまいりました。
子どもが現在関西大学に通っておりますご縁で、この関西大学教育後援会の活動に携わってまいりました私ですが、このたびご推挙を受け、2026(令和8)年度の会長を仰せつかることとなりました。会長に推挙されましたことを光栄に感じますと共に、その責務の重大さを改めて痛感しておりますが、この重責に負けることなく、教育後援会の更なる充実・発展に向け、大学ご当局と連携しながら誠心誠意努めてまいる所存です。
これからの1年間、ご子女におけるキャンパスライフの充実とともに、「わが子の母校はわが母校」の精神で、会員であるご父母の皆様と共に関西大学の更なる充実・発展にも寄与してまいる所存でございますので、本会の活動に対してご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


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