キャンパスライフ 現役学生Interview

先生や仲間と本気で向き合った日々が、
「熱量」と「伝える力」を育んでくれた。

社会学専攻 4年次生(所属ゼミ:古川ゼミ)東 友紀乃さん

将来なりたいものはありますか?

将来の目標は①自分の強みを活かす、②自分の弱さも認めて頼ることができる、③多角的に考え判断できる、そんな“かっこいい人間”になることです。私の次のステージは金融業界。面接を受けた中で、一番私のことを理解してくれて、寄り添ってくれた企業から内定をいただきました。これから社会学専攻やゼミで学んだことを活かしながら、目標の人物像に近づけるようがんばりたいです。

そのために何か取り組んでいることはありますか?

特に力を入れて取り組んだのがゼミ活動です。私たちのゼミでは、福島原発事故が人や社会にもたらした影響について考えることをテーマにしています。実際に福島を訪れ、現地の方にインタビューをしたり、フィールドワークを行う中で、「知ること」「向き合うこと」「寄り添うこと」の大切さ、そして難しさを学びました。また得た情報や感情を自分の言葉で発信する力も養われたと思います。決して楽な活動ではありませんでしたが、先生や仲間と深く関わる中で家族のような一体感を持つことができました。この取り組みは私の今後の人生の大きな指針になると確信しています。

入学後に一番成長したと思う点はなんですか?

一番は「熱量」と「伝える力」です。ゼミの先生や仲間に刺激を受けて、私自身の熱量もどんどん上がっていった感覚があります。そして、その熱量を論理的にまとめ言語化し伝える力も伸びたと感じています。ゼミではインプットをしたら必ずアウトプットをすることが当たり前の空気があり、仲間も本気だからこそ自分も本気で考え話すことができるという環境でした。就職活動の面接時に担当の方から「伝える力がある」と褒めていただき、これまでの取り組みのおかげだと感謝しています。

入学前と現在を比べて、社会学部の印象は変わりましたか?

入学前は、幅広く学べる学部という認識ではいたものの、具体的に何をするのかまでは理解できていなかったというのが正直なところです。でも先生や仲間とのやり取りの中で、社会学は“人と人とのつながりの間にあるもの”を学ぶ学問だと認識するようになってきました。社会や人との関係に興味のある方は、きっと社会学部での学びが自分の世界を広げてくれると思います。

現役学生Interview

※年次は取材当時のものです。