キャンパスライフ 現役学生Interview

誰かの人生に、
前向きな変化をもたらせるような存在へ。

心理学専攻 4年次生(所属ゼミ:細越ゼミ)中村 光希さん

将来なりたいものはありますか?

私は、誰かの人生が少しでも良い方向に向かうきっかけをつくれるような存在になりたいと思っています。直接的に誰かを救うというよりも、私と出会ったことで、その人にとって必要な人や出来事が自然とつながっていくような――そういったポジティブな連鎖の始まりになれることが理想です。そのために、大学院への進学を目指して勉強を続けています。将来は公認心理師の資格を取得し、心理カウンセラーとして人の心に寄り添いながら、その人自身が前に進んでいけるようなサポートをしていきたいと考えています。

そのために何か取り組んでいることはありますか?

大学院進学に向けて、院試に必要な研究計画書の作成や、卒業論文のテーマ選定のために多くの論文を読み込みながら、知識や関心を深めています。先日、実際に心理支援の現場となる施設を見学する機会があり、とてもやりがいのある環境だと感じました。少しずつではありますが、目の前の課題に一つひとつ丁寧に向き合うことを心がけることで、着実にステップを踏んでいる実感があります。

入学後に一番成長したと思う点はなんですか?

大学生活を通して、行動力が身についたと感じています。「やってみたい」「やった方がいい」と思ったことは、まず一度試してみるようになりました。ゼミの仲間とご飯会を開いたり、進路に悩んだときには先生に相談に行ったり、小さな行動を重ねることで、自分の世界が少しずつ広がっていくのを実感しました。困ったときに頼れる仲間もできて、今では行動することが自信につながっています。

入学前と現在を比べて、社会学部の印象は変わりましたか?

学び始めてみると、心理学ひとつ取ってもカウンセリングや産業、社会など、さまざまな分野があることに気づきました。実際の講義を通して、同じテーマでも複数の視点からアプローチできる面白さを実感しています。心理学は多様な知見が求められる学問だからこそ、広い視野を養える場所だと今では感じています。

現役学生Interview

※年次は取材当時のものです。