キャンパスライフ 現役学生Interview

誰かを支え、
自分も夢中になれる人へ。

社会システムデザイン専攻 4年次生(所属ゼミ:小川ゼミ)堂本 正博さん

将来なりたいものはありますか?

将来は、人を支えられるような存在になりたいと思っています。自分にしか思いつかない視点や行動で、誰かの役に立てたら嬉しいです。これまでも人をサポートすることやリーダー的な立場にいることが多く、そういう役割が向いているのかもしれません。ただ支えるだけでなく、自分自身も何かに夢中で取り組み、楽しんでいる姿でまわりを惹きつけられるような人になりたいです。

そのために何か取り組んでいることはありますか?

人を支えられる存在になるために、まずは自分の知識の幅を広げようと考えて、さまざまな分野の授業を積極的に履修してきました。特に力を入れたのは、経済、社会調査、そしてコンピュータ関連の科目です。統計やデータサイエンス、プログラミング、映像編集など、幅広いスキルを身につけることができました。また、大学から手話を学び始め、手話サークルでは代表も務めました。新しい世界に触れ、試行錯誤しながら学ぶ過程はとても楽しく、何より「誰かの役に立てるかもしれない」という実感を得られたことが大きな収穫でした。

入学後に一番成長したと思う点はなんですか?

成長したと感じるのは「自律」の力です。高校までと違って、大学では時間割を自分で決められますし、授業中の過ごし方もすべて自己判断に委ねられます。自由だからこそ、自分を律する力が必要だと強く感じました。私は「凡事徹底」という中学時代の先輩の言葉を大切にして、4年間全授業出席を貫きました。どんなことに興味を持ち、どんなアクションをするかそれぞれの判断になりますが、自分と向き合い、時に甘えながらも日々の当たり前を大切にする。その積み重ねが、自分自身の大きな成長につながったと実感しています。

入学前と現在を比べて、社会学部の印象は変わりましたか?

入学前から、幅広い学問が学べるという印象は持っていましたが、実際に授業を受ける中で、その「奥深さ」に驚かされました。たとえば、行動経済学や社会調査では、理論だけでは説明できない人間の行動に触れたり、サークル運営など身近な場面と結びつけて考えたりすることができます。一つの正解がある世界とは違い、人の心や社会のしくみには多様な答えがあります。こうした学びができるのは、社会学部ならではの魅力だと感じています。

現役学生Interview

※年次は取材当時のものです。